建築物省エネルギー性能表示制度(BELS)における評価認証取得のお知らせ

【報道関係者各位】

平成27年2月23日
トーセイ株式会社

建築物省エネルギー性能表示制度(BELS)における評価認証取得のお知らせ

 トーセイ株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長 山口誠一郎 証券コード:8923)の100%子会社である、トーセイ・アセット・アドバイザーズ株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長 中村博)(以下、TAA)は、国土交通省と環境省が推進する「耐震・環境不動産形成促進事業」※において、ファンドマネージャー(以下、FM)に選定されています。この度、TAAがFMを務め、本事業の第1号案件となった「上野竹内ビル」について、省エネ改修工事の効果検証を行った結果、平成27年1月8日付けで「建築物省エネルギー性能表示制度(Building Energy-efficiency Labeling System)」 (以下、BELS)の3つ星評価を取得しましたので、お知らせいたします。

BELSの概要

 BELSは、国土交通省が示したガイドラインに基づき、非住宅建築物の省エネルギー性能に特化した評価を行うラベリング制度です。増加の著しい民生部門のエネルギー消費を削減し、CO2排出量を削減していくことは重要な政策課題となっており、建築物の省エネルギー性能を客観的に評価して分かりやすく表示できるBELSは、所有者や使用者に対し、省エネ改修の動機付けに寄与することが期待されています。

省エネ改修を実施し、3つ星評価(★★★☆☆)を取得

 「上野竹内ビル」(以下、本物件)は、国土交通省と環境省が推進する「耐震・環境不動産形成促進事業」※において、平成25年12月にTAAがFMを務める投資事業有限責任組合が出資するファンドに組み入れた物件です。TAAは、FMとして本物件に対する省エネ改修提案を行い、平成26年9月に同ファンドが空調設備更新やLED照明導入等の省エネ改修工事を完了しました。そして、今般本物件の省エネ性能の向上に対する効果検証として、BELSの評価を受けた結果、BEI=0.71となり3つ星を取得しました。(同ファンドに関する開示資料はこちらをご参照ください⇒ https://www.toseicorp.co.jp/newsrelease/2013/12/_251220.html

 トーセイグループでは、今後も不動産の再生・活用において、省エネルギー性能の向上に資するバリューアップを推進することで、地球温暖化対策に貢献していくとともに、「耐震・環境不動産形成促進事業」における新たな取り組みについても継続的に検討してまいります。

  • 耐震・環境不動産形成促進事業・・・老朽・低未利用不動産について、国が民間投資の呼び水となるリスクマネーを供給することにより、民間の資金やノウハウを活用して、耐震・環境性能を有する良質な不動産の形成(改修・建替え・開発事業)を促進し、地域の再生・活性化に資するまちづくり及び地球温暖化対策を推進することを目的としている事業。
BELS評価プレート

【ご参考:BELSの評価指標】
平成25年4月に改正された省エネルギー基準に準じており、一次エネルギー消費を基にしたBEI を用いて算出されています。
一次エネルギー・・・自然界に存在するままのエネルギー源。例えば電気の場合は発電所で投入された熱量によって表される。一次エネルギー消費量は、建築物で用いるエネルギーを一次エネルギーの熱量換算した値を指す。
BEI・・・「設計仕様に基づいて算出した一次エネルギー消費量」を「基準仕様を採用した場合の一次エネルギー消費量」で除した値を指す。数値が小さければ小さいほど省エネ性能が高いことを示す。

お問い合わせ

リリース内容に関するお問い合わせ先

トーセイ株式会社 経営企画部 広報担当 保坂

会社概要(平成26年11月末現在)

会社名
トーセイ・アセット・アドバイザーズ株式会社
https://www.tosei-asset.co.jp/
代表者
中村 博
所在地
東京都港区虎ノ門四丁目2番3号
資本金
1億円
従業員
33名
事業内容
投資運用業(不動産関連特定投資運用業)等