GRESBリアルエステイト評価および開示評価の取得について

【報道関係者各位】

2021年10月15日
トーセイ株式会社

GRESBリアルエステイト評価および開示評価の取得について

 トーセイ株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長 山口誠一郎 証券コード:8923)は、2021年のGRESBリアルエステイト評価に参加し、GRESBリアルエステイト評価において1スター及びグリーンスター(※1)、開示評価において「Bレベル」評価を取得しましたので、お知らせいたします。

GRESBとは

 GRESBは、不動産会社・ファンドの環境・社会・ガバナンス(ESG)配慮を測る年次のベンチマーク評価及びそれを運営する組織の名称であり、責任投資原則(PRI)を主導した欧州の主要年金基金グループを中心に2009年に創設されました。また、投資先の選定や投資先との対話にGRESBデータを活用する投資家メンバーは、現在140 機関(運用資産額(AUM)は47兆米ドル超(1米ドル110円換算で、5,170兆円))に上り、日本でも、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)をはじめ、複数の機関がGRESB評価結果を利用しています。

GRESBリアルエステイト評価で1スター及びグリーンスター評価を取得

 当社はESG方針やESG行動指針に基づき、サステナビリティに資する企業経営を推進するため、GRESBを当社グループのESG経営におけるベンチマークの一つと位置付けております。2019年以来、2回目の参加となる2021年はGRESBリアルエステイト評価において、総合スコアのグローバル順位により格付けされるGRESBレーティングで「1スター」及び「グリーンスター」評価を獲得しました。

 「グリーンスター」(※1)とは、ESG推進のための方針や組織体制を評価する「マネジメント・コンポーネント」と保有物件での環境パフォーマンスやテナントとの協働体制等を評価する「パフォーマンス・コンポーネント」の両面で優れた参加者であることを示す評価です。 2019年評価において取り組みが不足していた保有不動産の環境パフォーマンスデータの取得やテナントとの取り組み等の充実に努めた結果、「パフォーマンス・コンポーネント」のスコア向上に繋がり、「グリーンスター」の獲得に至りました。

GRESB開示評価で最上位から2番目の「Bレベル」評価を取得

 ESG情報開示の充実度を測るGRESB開示評価においても、ESG情報開示の取り組みが高く評価され、最上位から2番目の「Bレベル」の評価を取得しました。引き続き、あらゆるステークホルダーの皆様にとって、わかりやすく、適切なESGの情報開示に努め、さらなる質の向上を目指してまいります。

 当社グループは、GRESBをはじめとするESG外部評価をベンチマークし、世界基準のESGの取り組みを学ぶことを通じて、不動産にかかわるさまざまな環境、社会的な課題に対する取り組みレベルを高めてまいります。そして、持続可能な社会の実現と企業価値のさらなる向上に向けて、ESG経営に取り組んでまいる所存です。

    <会社概要>(2021年5月末現在)

    会社名
    トーセイ株式会社 https://www.toseicorp.co.jp
    代表者
    山口 誠一郎
    所在地
    東京都港区芝浦四丁目5番4号
    資本金
    66億円
    従業員
    552名(連結)、210名(単体)
    事業内容
    不動産流動化事業、
    不動産開発事業、
    不動産賃貸事業、
    不動産ファンド・コンサルティング事業、不動産管理事業、ホテル事業

    リリース内容に関するお問い合わせ先

    トーセイ株式会社 経営管理部 広報担当 山田