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社長メッセージ

この度の東日本大震災により被災された皆さま、ならびにご家族・ご関係の皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。皆さまの安全と1日も早い復興をお祈り申し上げます。

依然として停滞する事業環境のなか、大幅増益を達成

当期(2011年11月期)の不動産業界は、国内経済が東日本大震災の厳しい状況から緩やかな回復を見せるなか、需要が底堅い住宅市場が堅調に推移したものの、オフィスビルなどを対象とする不動産投資市場は震災後の原発問題や円高の進行、欧州金融危機などの懸念により依然として停滞が続いています。このような環境のもと、住宅関連不動産および流動性の高い中小型オフィスビルを中心に売買を推進したほか、不動産ファンド事業では新ファンド組成を行うなど再成長に向けた取り組みに注力しました。この結果、当期の連結業績は売上高24,759百万円(前年同期比6.4%減)、営業利益2,389百万円(同38.4%増)、経常利益1,574百万円(同96.0%増)、当期純利益751百万円(同78.4%増)となりました。

再成長に向けて中小型不動産の販売と需要が底堅い住宅系不動産の開発、再生、販売に注力

当期の不動産流動化事業は、中古マンションを1棟丸ごと再生し、空き室より分譲販売するRestyling事業の仕入れ、販売を進めました。不動産流動化事業における売上高120億円のうち、一棟売買事業が56億円、Restyling事業が64億円となり、Restyling事業が流動化事業を牽引する中核ビジネスへと成長しました。不動産開発事業では分譲マンション「THEパームス三鷹レジェーロ」、「THEパームス三鷹ビバーチェ」と戸建住宅「THEパームス三鷹アダージョ」の販売、および「THEパームス月島ルナガーデン」、「THEパームス高田馬場四丁目」の開発、販売を推進しました。
不動産ファンド事業では、Restylingのビジネスモデルとファンドのスキームを融合した「Restyling型ファンド」(※)を組成したほか、アセットマネジメントの切替案件、CRE(Corporate Real Estate の略:企業不動産の運用・管理などにおけるコンサルティング業務)などを多数受託し、アセットマネジメント受託資産残高は前期比217億円増の2,859億円となりました。
※Restyling型ファンドとは、賃貸マンションをファンドに組み入れ、稼働中の住戸からは賃料収入を、空室となった住戸は順次分譲販売して収入を得る、Restylingとファンドの融合を実現したスキームです。

新中期経営計画「Next Stage 2014」と今後の展望

当社グループは新たなステージへ向けた成長を加速していくため、2012年から2014年における新中期経営計画「Next Stage 2014」を策定いたしました。主力3事業である不動産流動化事業、不動産開発事業、不動産ファンド事業を成長ドライバーと位置づけ事業規模の拡大を図ります。不動産流動化事業、不動産開発事業ではエンドユーザー向け商品の拡大と販売を推進するとともに、投資市場向け商品(オフィス、商業施設)の本格再開を模索してまいります。不動産ファンド事業においてはシンガポールに設立した現地法人を拠点に海外投資家とのリレーション強化を図るなどグローバル市場も視野に入れ、さらなる成長を目指してまいります。
なお、当期末の業績については、売上高290億円、経常利益22億円、当期純利益12億円と増収増益を目指し全社一丸となって事業にまい進してまいります。
株主の皆さまにおかれましては、一層のご支援、ご指導を賜りますようお願い申し上げます。

代表取締役社長
山口 誠一郎