~トーセイ本社オフィス、"虎ノ門トーセイビル"~ 『CASBEE 不動産評価認証』のAランクを取得

【報道関係者各位】

平成27年9月30日
トーセイ株式会社

~トーセイ本社オフィス、"虎ノ門トーセイビル"~
『CASBEE 不動産評価認証』のAランクを取得

 トーセイ株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長 山口誠一郎 証券コード:8923)は、東京都港区虎ノ門に本社オフィスとして保有している「虎ノ門トーセイビル」について、平成27年9月16日付けで『CASBEE 不動産評価認証※1』のAランクを取得しましたので、お知らせします。

既存建物の環境性能評価で4つ星のAランクを取得

【虎ノ門トーセイビル 外観】

 トーセイグループでは、不動産の再生や開発において、ユーザビリティを重視した商品設計や、環境に配慮した設備・商品等を積極的に導入することで、付加価値の高い不動産の創出を目指しています。また、国土交通省と環境省が推進する「耐震・環境不動産形成促進事業※2」の第1号および第2号案件に参画するなど、不動産における環境負荷軽減を意識した事業活動を行っています。⇒過去の環境負荷軽減に関する認証取得、および※2については次頁参照
 そしてこの度、2006年に自社で開発し、本社オフィスとして使用している“虎ノ門トーセイビル”について、既存建物の総合的な環境性能格付け評価システム「CASBEE 不動産評価認証※1」で4つ星を取得し、Aランク評価をいただきました。

建物の性能と環境負荷軽減策が高評価

【虎ノ門トーセイビル 屋上緑化】

 “虎ノ門トーセイビル”は、東京メトロ日比谷線「神谷町」駅すぐという好立地に所在する、耐震性に優れた9階建てのオフィスビルです。当ビルの外壁には、より多くの自然採光を取り入れることができるガラスカーテンウォールを採用しているほか、室内の一部にはLEDなどエコに繋がる商品を導入し、省エネルギー性を確保しています。また、屋上緑化により生物多様性にも対応しているほか、社内ではグループをあげて細やかな温度調節をするなど、クールビズ等のエコアクションにも積極的に取り組んでいます。このように、建物が持つスペックに加え、環境負荷軽減に貢献する様々な取り組みを総合的にご評価いただき、この度のAランク取得となりました。

 トーセイグループでは、今後も不動産開発や流動化事業において環境負荷軽減に努め、人と環境に優しい企業活動を推進してまいります。

  • 1 CASBEE 不動産評価認証制度とは
    「CASBEE不動産評価認証制度」は、建築物の環境性能を総合的に格付け評価するシステム「CASBEE-不動産(旧称:CASBEE不動産マーケット普及版)」で評価された結果を、第三者機関が審査し、的確であることを認証する制度です。評価は、省エネルギーや省資源、リサイクル性能等の環境負荷低減の側面に加え、生物多様性への配慮も含まれるなど、広い視点で総合的にチェックされています。対象不動産は主として事務所または店舗用途の建築物であり、竣工後1年以上経過していることが条件になっています。

    実施主体・・・一般財団法人建築環境・省エネルギー機構、及び財団が認定したCASBEE評価認証機関が実施しています

お問い合わせ

リリース内容に関するお問い合わせ先

トーセイ株式会社 経営企画部 広報担当 保坂

会社概要(平成27年5月末現在)

会社名
トーセイ株式会社 https://www.toseicorp.co.jp
代表者
山口 誠一郎
所在地
東京都港区虎ノ門四丁目2番3号
資本金
64億円
従業員
269名(連結)、135名(単体)
事業内容
不動産流動化事業、不動産開発事業、不動産賃貸事業、不動産ファンド・コンサルティング事業

<ご参考> これまでに取得した環境負荷軽減に関する認証

開発オフィス

当社が開発したオフィスビルにおいて、(財)建築環境・省エネルギー機構の制定するCASBEE(建築環境総合性能評価システム)の「Aランク」を取得

「平和島トーセイビル」
屋上緑化や水景の採用、自然換気システム、照明や給湯設備などにエネルギー効率の高い商品を導入するなど総合的な環境配慮の取り組みにより、運用時の二酸化炭素排出を同規模の一般的な建物と比較して約25%削減可能に。

「蒲田トーセイビル」
周辺環境への調和を意識し、街並みに整合された設計を実現。環境負荷軽減に寄与するLow-Eペアガラス採用による熱負荷軽減、高効率照明導入等により、㎡あたりの年間CO2排出量が、同規模の一般的な建物と比べ運用面において約9%削減可能に。

中古オフィス

国土交通省、環境省が推進する「耐震・環境不動産形成促進事業※2」において、当社100%子会社であるトーセイ・アセット・アドバイザーズ株式会社(以下、TAA)がファンドマネージャーに選任され、運用を開始した同事業の第1号案件。TAAがファンドマネージャーとして改修提案を行った結果、国土交通省が示したガイドラインに基づき、非住宅建築物の省エネルギー性能に特化した評価を行う建築物省エネルギー性能表示制度(BELS)で3つ星評価を取得。

「上野竹内ビル」
空調設備更新やLED照明導入等の省エネ改修工事を実施。

※2 耐震・環境不動産形成促進事業とは
老朽・低未利用不動産について、国が民間投資の呼び水となるリスクマネーを供給することにより、民間の資金やノウハウを活用して、耐震・環境性能を有する良質な不動産の形成(改修・建替え・ 開発事業)を促進し、地域の再生・活性化に資するまちづくり及び地球温暖化対策を推進することを目的としている事業。